2019年10月1日より、8%だった消費税が10%に引き上げられましたね。
一生のうちで一番大きな買い物かもしれないマイホーム。
金額が大きいので、もし2,000万円のお家を建てるとしても、単純計算で40万円も多く払うことに…。
でも、そんな増税後の今だからこそ、夢のマイホーム取得を助けてくれるお得な制度があることをもうすでにご存じの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな増税後のお得な制度のうちの一つ、「次世代住宅ポイント」についてご紹介します!
申請期限は2020年3月31日まで!!
これからマイホーム購入を考えている方もすでに購入された方も、要チェックですよ。
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次世代住宅ポイント制度とは??
次世代住宅ポイントとは簡単にいうと、条件にあてはまる家を建てたり買ったりリフォームしたりしたことを申請すると、ポイントがもらえる制度なんです!(条件については後ほど♪)
2019年10月に消費税が10%に上がって、負担感が高くなりましたよね…。
でも、そんな今だからこそ、うれしい制度があるんです。
この記事をよく読んで、条件を満たしている場合はぜひ!マイホーム購入の負担を軽減しちゃいましょう☆
実際、どのくらいお得になるの?
新築住宅で申請した場合の最大発行ポイントはなんと、
350,000ポイント(35万円相当!)
さすが、一生のうちで一番大きいかもしれない買い物のマイホーム。
ポイントもかなり大きい額がもらえますね!
ちなみにリフォームでも、300,000ポイントを上限(若者世帯や子育て世帯などの特例では最大600,000ポイントを上限)にポイントが発行されるので、中古住宅を購入後にリフォームしてから住む、なんて方も次世代住宅ポイント制度対象になります!
そして、発行されたポイントは指定の商品と交換することができます☆
交換商品について
交換できる商品は、
・省エネ・環境配慮に優れた商品
・健康関連商品
・子育て関連商品
・防災関連商品
・家事負担軽減に資する商品
・地域振興に資する商品
となっていますが、項目だけでは実際にどんな商品と交換できるのかよく分かりませんよね…。
また、たくさんありすぎてどの商品と交換しようか迷ってる…
なんて方もいるのでは?
そこで、今回は私のおすすめを紹介します!
えっ!こんなものまであるの!?
というものが見つかるかも…
一番人気なのは家電!
調べてみると、やっぱり一番人気なのは家電!
すでに商品との交換に使われたポイントのうち、7割程が家電に交換されているようです。
そんな家電の中でのおすすめは…
・iRobot ロボットクリーナー ルンバ e5 チャコール E515060 79,000ポイント
最近人気のロボット掃除機!
マイホームで部屋数が増えて広々と暮らせる~♪なんて思っていたら、意外と大変なのがお掃除です…。
この機会に便利家電を手に入れて、お部屋をきれいに保てたらうれしいですね!
子育て世代のお家には…
マイホーム購入のタイミングは人によって様々ですが、新築一戸建てで子育てをしたい!という気持ちで購入を考える方がやはり多いのではないでしょうか?
そんな子育て世代のあなたにおすすめするのは…
・学習デスク 3点セット楠(クス)材 197,000ポイント
賃貸アパートから一戸建てになったことで、お子様専用の子ども部屋が新しくできる!という場合も多いのでは?
ポイントを使って素敵な勉強机を用意して環境を整えてあげれば、お子様のやる気もさらにアップするかもしれません(笑)
もしもの時に備えて…
お家を建てる時に、土砂災害や津波の心配が少ない土地を選んだり、建物の耐震性を考えたりした方は多いのではないでしょうか?
広島では2018年に豪雨災害で大きな被害が発生したのもあって、私たちいえとち本舗東広島店へのお問合せでも、
大きな地震にも耐えられる建物ですか?
この場所の土地は土砂災害の心配はないですか?
とよく聞かれます。
この先ずっと住むことになるマイホーム。自然災害に対策をするのはもう当然ですね!
そんな、防災意識が高まっているうちに備えておくのがおすすめなのが…
・EX.48サバイバルローラーバック ニューベーシックDX(家庭用防災セット)/2~3人 32,000ポイント
必要なものを単品でそろえても良いですが、このようにそのまま持ち運べるようにセットになっているものがあれば便利ですね!
余ったポイントの消費用に…
次世代住宅ポイント制度のポイントは、2020年6月30日に失効してしまいます。
6月30日までに忘れずにポイントと商品を交換するのはもちろんなのですが、
欲しい商品を交換し終わって少し余った~というポイントも失効してしまうので、
なるべくポイントが余らないように交換商品を選びたいですよね!
・HARIO ハリオ 耐熱ガラス製 保存容器 丸3個セット レッド 1,700ポイント
いくらあっても困らない保存容器、少し余った…というポイントで追加しておけば便利かも!
商品券とかが欲しいんだけど…
交換できる商品は魅力的なものがたくさんありますが、いろいろと迷っているうちに、やっぱり一番欲しいのは現金…なんて思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
たしかに、ポイントを現金化できたら何にでも使えて便利ですよね。
そんなときに、まず思いつくのが商品券!
ポイントを商品券に交換して金券ショップで現金化~♪
…とできたらよかったのですが、
残念ながら次世代住宅ポイント制度では、ポイントを商品券等と交換することはできないです…。
次世代住宅ポイント制度に似た今までの制度(住宅エコポイントなど)では商品券に交換できたこともあったのですが、今回の制度では、交換できなくなったので要注意です!
交換商品はどこで見られる?
交換商品は↓のサイトから見ることができます。
次世代住宅ポイント交換商品ポータルサイト[えこぽ]
無料でカタログの請求も可能です!
ただ、交換商品は随時追加されているので、最新の情報を確認できるネットがおすすめです♪
ポイント発行対象はどんな家?
新築住宅の場合、
Ⓐ高い性能を有する住宅
Ⓑ一定の性能を有する住宅
Ⓒ家事負担軽減に資する設備を設置した住宅
の3つの分類のお家にポイントが発行されます。
それぞれ、条件を満たすのはどんなお家なのでしょうか…?
高い性能を有する住宅
「高い性能を有する住宅」と認められるのは、以下↓の4つの性能があるお家です!
①認定長期優良住宅
②認定低炭素住宅
③性能向上計画認定住宅
④ZEH
認定長期優良住宅とは…長く安心・快適に住めると認定された住宅のこと。
<特長>バリアフリー/耐震性/省エネ/劣化対策 等
認定低炭素住宅とは…CO2排出削減の配慮をしたエコな住宅のこと。
<特長>断熱性/太陽光発電設備 等
性能向上計画認定住宅とは…省エネ性能の高いエコな住宅のこと。認定低炭素住宅と違い、CO2排出削減についての
条件はない。
<特長>一次エネルギー消費量低 等
断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、
消費エネルギー量の収支をプラスマイナスゼロにする住宅のこと。
<特長>断熱性/太陽光発電設備 等
ハウスメーカーのテレビCMなどでたびたび見聞きするので、なんとなく知っている・聞いたことがあるという方も多いのでは?
①~④のどれかに該当しているお家は「高い性能を有する住宅」と認められます!
この「高い性能を有する住宅」に該当した場合は、
新築住宅で申請した場合にもらえる上限ポイント35万ポイントがもらえちゃいます!
長期間快適に暮らしていけるお家だったり、省エネ性能が高かったり、断熱性が高かったり、
①~④どれもハイスペックな住宅と認められたお家です!
良いお家を建てて上限の35万ポイントがもらえたら嬉しいですね~。
一定の性能を有する住宅
先にご紹介した「高い性能を有する住宅」はその名の通り高性能であると認められた素晴らしい住宅ですが、高性能ゆえに建築コストがけっこうかかってしまいます…。
また、ハウスメーカーによっては①~④のどれにも対応してなかった…なんてことも。
そんな場合も、ポイントがもらえる項目はまだまだあるんです!
⑤断熱等性能等級4または一次エネルギー消費量等級4以上
⑥劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2以上
⑦耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上または免震建築物
⑧高齢者等配慮対策等級3以上
断熱等性能等級4…名前の通り、住宅の断熱性能の基準。等級4が最高ランク。
石油、石炭、天然ガス(一次エネルギー)に換算してどれくらい消費したかを表す基準。
等級5が最高ランク。
劣化対策等級3…木材のシロアリ対策や鉄筋の錆び対策など、住宅を長持ちさせるための対策の程度の基準。
等級3が最高ランク。
維持管理対策等級2…給排水管、給湯管、ガス管の維持管理をしやすくするため必要な対策の程度の基準。
等級3が最高ランク。
耐震等級2は、阪神淡路大震災の1.25倍の力の地震でも倒壊しない程度。
免震建築物…地震の揺れを小さくする装置の上に建てられた建物。
免震装置が地震の揺れを吸収することで、建物に地震の揺れが伝わりにくい。
高齢者等配慮対策等級3…高齢者や心身障害者等の生活のしやすさにどの程度配慮しているかを示す基準。
等級5が最高ランク。移動時の安全性や、介助のしやすさなどが評価される。
⑤~⑧のどれかに該当しているお家は「一定の性能を有する住宅」と認められます。
「一定の性能を有する住宅」に該当した場合は、30万ポイントがもらえます!
30万円相当のポイントがもらえるなんてかなりお得でうれしい♪
たしかに30万ポイントももらえたらうれしいですが、でも…
新築住宅で申請した場合にもらえるポイントの上限、35万ポイントまであと5万ポイント足りませんね…。
実は、これからご紹介する「家事負担軽減に資する設備を設置した住宅」と組み合わせて、
上限の35万ポイントもらう方法があるので、つづきを要チェックです♪
家事負担軽減に資する設備を設置した住宅
「家事負担軽減に資する設備を設置した住宅」の項目では以下の住宅設備が指定されていて、
これらの設備を備えているお家に対してそれぞれ9,000~18,000ポイントがもらえます。
・ビルトイン食器洗機……………………18,000ポイント
・掃除しやすいレンジフード……………9,000ポイント
・ビルトイン自動調理対応コンロ………12,000ポイント
・浴室乾燥機………………………………18,000ポイント
・掃除しやすいトイレ……………………18,000ポイント
・宅配ボックス……………………………10,000ポイント
一つ一つでもらえるポイントはそれほど多くはないですが、先に紹介したお家本体の性能についての項目よりも、比較的気軽にオプションとして取り入れられそうな設備が多いですね!
またこの項目の設備は、たとえば、
ビルトイン食洗器18,000ポイント
+
掃除しやすいレンジフード9,000ポイント
+
ビルトイン自動調理対応コンロ12000ポイント
→合計で39,000ポイント
のように、組み合わせて申請することもできるんです☆
もちろん、先にご紹介した「一定の性能を有する住宅」に対して発行されるポイントと組み合わせることもできますよ!
キッチンまわりの3点で合計が39,000ポイントですから、「一定の性能を有する住宅」に「家事負担軽減に資する設備を設置した住宅」を組み合わせることで上限の35万ポイント取得することも狙えます…!
新しいマイホームにあればきっと生活が快適になる人気の設備ばかりなので、ポイントがもらえるなら…と、ついついプランに追加してしまいそうですね(笑)
申請について
それではいよいよ申請についてです。
当たり前ですが、ただお家を建てただけで自動でポイントが送られてくるわけではないので、こちらから
「こんなお家を建てましたよ(建てますよ)」と申請しなくてはいけません…。
そして最初にもお伝えした通り、その申請の期限が迫ってきています!
自分のお家はポイント発行対象期間のものなのか、確認していきましょう!
次世代住宅ポイント対象期間
さぁ申請しよう!…という前に、自分のお家が次世代住宅ポイントの対象期間に当てはまっているのかを確認しておきましょう。
お家のタイプ別の対象期間は表にするとこんな感じです↓
まずは、あなたのお家の買い方が、この表のオレンジ色の部分のうちのどれに該当するものなのかを確認しましょう!
・「注文住宅の新築」というのは、文字通り、注文してから建築する住宅のこと。
建築会社と何度も打ち合わせをして仕様や間取りを決めていってから建てた、という人はこのタイプですね!
・「新築分譲住宅の購入」というのは、いわゆる建売の物件を購入する場合のこと。
購入した建売がすでに完成しているものだったときは、下↓の(完成済み購入)なので注意です。
・「新築分譲住宅の購入(完成済み購入)」というのは、すでに完成している建売を購入した場合のこと。
モデルハウスとして公開されていたお家が気に入ったからそのまま購入した、なんて方がここに該当します!
基本的には消費税率10%になった後のお家が対象なのですが、一部消費税率8%の時期でも制度の対象となる場合があります!
増税があるから8%のうちにギリギリ間に合わせた!という方ももしかしたらポイントがもらえるかもしれないので、表をチェックしてみてください♪
申請のタイミングはいつ?
次世代住宅ポイント制度には、工事完了前申請と工事完了後申請があるんです!
名前の通り工事が終わる前に申請するか終わった後に申請するかの違いで、工事完了前申請をすれば、お家の工事が完了する前に次世代住宅ポイントを発行・交換することができるんです。
つまり、お家が完成するのを待っていたら申請期限の2020年3月31日に間に合わない…という方でも、
工事完了前申請ならまだ間に合う!なんてことも。
ただし、工事完了前申請をした場合、お家が完成した時には、
「申請したとおりのお家が完成しましたよ」
という完了報告をしなければなりません!
万が一、申請の時と仕様が変わっていてポイント発行の要件を満たせなくなった場合や完了報告をしなかった場合は、発行されていたポイントは無効になってしまいます…。
さらに、発行されたポイントをすでに商品と交換していた場合は、使ったポイント相当分を返金しなければならないことに…!
工事完了前申請をした場合、
工事完了前申請を行う→工事が完了する→完了報告を提出する
という流れをしっかり押さえておきましょう。
申請に必要な書類は?
いざ申請しよう!となったら、まずは準備物を確認する必要がありますね。
次世代住宅ポイント制度のポイント発行申請に必要な書類って、けっこうたくさんあるんです…。
たとえば注文住宅の新築を工事完了後に申請する場合、以下↓が必要書類になります。
・ポイント発行申請書
・分離発注事業者一覧(該当する場合)
・ポイント交換申込書(該当する場合)
・工事請負契約書
・建築基準法に基づく検査済証
・工事証明書
・申請者の住民票の写し
・代理申請者の本人確認書類(該当する場合)
・工事監理報告書(該当する場合)
・住宅証明書等(該当する場合)
・住宅設備の性能証明書等(該当する場合)
・解体工事の工事請負契約書(該当する場合)
・除却住宅の不動産登記閉鎖事項証明書(該当する場合)
・除却住宅の建築基準法に基づく確認済証または 建築台帳記載事項証明書(該当する場合)
・次世代住宅ポイント制度用耐震性能証明書(該当する場合)
・除却住宅の解体に伴う産業廃棄物管理票のB2票(該当する場合)
該当する場合のみ必要な書類も多いとはいえ、16種類もあります…。
種類も多いですし、頼んだらすぐに発行!とはいかない書類もありますので、
準備に2~3週間かかる見込みで申請作業を進めることをおすすめします!
特に、高い性能を有する住宅・一定の性能を有する住宅で申請する場合は、住宅証明書等が必要になるので注意が必要です。
住宅証明書等とは、
このお家は認定長期優良住宅の基準に適合しています!
このお家は断熱等性能等級4の基準に適合しています!
というように、住宅の性能を証明してくれる書類のことなのですが…。
書類発行の申請をして、審査が行われた後に発行されるものなので、時間的に余裕をもって準備しておく必要があります。
また、申請手数料等(3万円程度~)がかかることも覚えておきましょう!
なんだか書類の数も多いし分からないことだらけ…という感じですが、
まずはお家を購入したハウスメーカーや建築業者に相談してみましょう!
慣れている場合が多いので、きっと丁寧に教えてくれます!
代理申請について
ここまで読んでみて、
あぁめんどくさい…
誰か代わりにやってくれたらいいのに…
なんて思った方も少なくないのでは?(笑)
実際、専門用語が出てきたり、別途発行申請が必要な書類があったりで、一般の方には難しいかも…という部分も。
実は、次世代住宅ポイント制度では、「代理申請」といって、他の人に代わりに申請してもらう方法が認められているんです!
ハウスメーカーなどの業者に代理申請を依頼すれば、めんどくさいことはナシでポイントだけ手に入れるということができちゃうなんて…魅力的ですね!
でも、代理申請を依頼すると、多くの場合は代理申請手数料がかかるので要注意。
行政書士事務所に代理申請をお願いしたりすることもできるのですが、
サポートプランで1万円~くらいのようです。
でも、中にはハウスメーカーに7万円請求された!なんて人もいるみたいです。
代理申請手数料については特に決まりがないので、業者によってさまざまなのです…。
代理申請を依頼する際には、どの程度やってくれるのか(完全におまかせして良いのか、お手伝いしてもらえる程度なのか)や料金について最初に確認しておくのが良いかもしれませんね!
この記事を読んでいただいている東広島にお住まいの方は、ぜひいえとち本舗東広島店へお問合せ下さい!
まとめ
消費税増税の負担を軽減するためにせっかくある制度ですが、うっかり知らないまま過ごしてしまうと損してしまうことに…。
次世代住宅ポイント制度は申請期限(2020年3月31日)が迫ってきています。
申請期限は3月31日ですが、あらかじめ決められた予算に達した時点で制度終了となるのでご注意を!
ちなみに次世代住宅ポイント制度の新築の予算は1,032億円なのですが、
2019年12月末時点では約153億円が発行されています。
現時点ではまだまだ余裕があるようにも思えますが、これから駆け込みでの申請が増えることが予想されます。
対象期間にお家を購入したという方は今すぐ申請の準備を始めましょう~!
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